Hiroshima City Museum of Contemporary Art
& Artonline.jp present
A *CANDY FACTORY PROJECT
世界のデッド・リンクのためのハイパー・リンク集
#Vol.01 April.2006 English
HALBEATH FOR SALE
*CANDY FACTORY 
+YOUNG-HAE CHANG 
HEAVY INDUSTRIES
キャンディー・ファクトリー
+張英恵重工業 

HALBEATH FOR SALE 1996年、エジンバラとグラスゴーを結ぶハイウェイ・ジャンクションに位置するスコットランドの小さな町、ハルビースという郊外区に、韓国の大企業ヒュンダイとLGは大規模なマイクロチップ工場の建設を始めた。しかし、アジア経済の不況を受けて工場は一度も操業することなく、米国のモトローラ社に売却された。地方政府からは大規模な雇用による失業問題の緩和が期待されたものの、モトローラ社の経営不振によって結局、操業されることはなく放置されたまま、現在に到っている。 * CANDY FACTORYでは、ソウルを基点に活躍するウェッブ・アーティスト・ユニット、ヨンへ・チャン・ヘヴィー・インダストリーズをウェブ上に招き、韓国・北朝鮮両国の非公式な国歌ともいえる望郷をつづったラヴ・ソング" アリラン"を使用して、この工場のプロモーショナル・ヴィデオ・クリップとしてデザインした。
関連リンク:
ARIRANG:* CANDY FACTORY

CUNNILINGUS IN 
N0RTH K0REA
YOUNG-HAE CHANG 
HEAVY INDUSTRIES 
張英恵重工業

CUNNILINGUS IN N0RTH K0REA
前述の、シンプルなテクスト・アニメーションを主体に韓国、ソウルをベースにウェブ・プロジェクトを展開するアーティスト・ユニット、ヨンへ・チャン・ヘヴィー・インダストリーズの抱腹絶倒の代表作。
この作品では、北朝鮮国民のオーラル・セックスと性生活についてプロバガンダを交えて語るキム・ジョン・イルのインタヴュー(!?)と称するテクストが、アフロ・ジャズのリズムに乗せてアニメーションで綴られている。
彼等のサイトにはこの作品のドイツ、スペイン、フランス語バージョンも掲載されている。
関連リンク:
SUBJECT:HELLO YOUNG-HAE CHANG HEAVY INDUSTRIES
YOUR J.O.B WON'T STAND A CHANCE *CANDY FACTORY + YOUNG-HAE CHANG HEAVY INDUSTRIES
YOUNG HAE CHANG HEAVY INDUSTRIES/ yhchang.com

WITHOUT RECORDS
Yoshihide Otomo
大友良英
WITHOUT RECORDS
大友良英氏は、国際的に活躍している日本を代表する即興演奏家で作曲家。
アジア映画の音楽なども数々手がけている他、フリージャズの名曲を、ジャズの即興演奏にありがちなソロを排除して、雅楽的な間や、現代音楽の手法を取り入れて演奏するなど、行儀の良いテクニシャンたちとともに瀕死とも言えるこのジャンルに、独自の解釈で可能性を探っている。
ここでは、大友自身、たびたび、楽器として演奏している古いポータブル・レコード・プレイヤーのコレクションから、それが放つノイズ音を、増殖するフレームを使って鑑賞者に演奏する事が出来るようインタラクティブなオンライン楽器としてウェブ上に再現している。
YOUR KIDNEY
SUPERMARKET
Shilpa Gupta シルパ・グプタ
YOUR KIDNEY SUPERMARKET
インドのアーテイスト、シルパ・グプタのウェブ・プロジェクトは臓器売買のオンライン・ショップの体裁をとっている。インドでは、アフリカ、ラテンアメリカ、東ヨーロッパ同様、臓器売買が行われている。低所得者層に とって臓器を売って得られる金額は、彼等が一生涯かけて得られる金額よりも大きく、シルパの拠点であるムンバイでは臓器バザーと称される市場などもあり、近隣のアラブ諸国から買い付けに来るものが後を絶たないという。また。新聞広告で自身の臓器を売るものもいる。 2005年、パキスタン、インド地方で起きた大地震では、カシミール問題で対立していた両国がこの災害を期に国境を開放したが、被災者の遺体から臓器が盗難される事件が多発している。
関連リンク: Shilpa Gupta
http://www.m-o-l.net/
http://www.blessed-bandwidth.net
SWEDISH GENTLEMAN

LIFE SUCKS
山口・広島地区
の17の個人広告
Robot ジョン・ミラー &
古郷卓司

SWEDISH GENTLEMAN
ニューヨーク、ベルリン在住のアーティスト・批評家、ジョン・ミラーと古郷卓司(筆者)による新しいユニット”ロボット”の最新作。ウェブ上のデート・サーヴィス、雑誌・新聞などからサンプリングした個人広告を歌詞に楽曲を制作。このコラボラティブユニットは、自身を商品として扱う広告文の表現と、人種、性差、階級意識などを軸に、広告主の属している社会の不可視の欲望をチャート化してきたジョン・ミラーのインスタレーション作品をオン・ラインのCMソング化することによって発展させたプロジェクト。 SWEDISH GENTLEMAN で歌詞に使用している個人広告はスウェーデンの新聞に掲載されていた恋人募集の一文。 自称 "成功した会社の経営者でスウェーデン人の紳士"が、アジア系かまたは、アフリカ系の恋人を募集しているという内容のもの。 映像は、スウェーデンとデンマークの国境にほど近いヤクリボルグという中世様式で建造された新しい高級郊外住宅地区のワンシーンで、この曲に併せてオンラインのPVとして編集したもの。
一方 LIFE SUCKS は2003年制作の日本の山口、広島地区の個人広告を扱った作品を新たに日本語の曲を加えて今回の広島市現代美術館のプロジェクトのためにリミックスしたもの。


POINT OF ORIGIN
Mike Bode & 
Staffan Schmidt
マイク・ボード&
スタファン・シュミット

写真や映像、また時に建造物を美術館に移築するなど常に建築や特定の場所と、その歴史的、政治的矛盾をソーシャル・スカルプチャーとして提示するスウェーデンのアーティスト・ユニット、マイク・ボードと スタファン・シュミットの作品。
この作品はスウェーデン、マルメ市の社会民主主義政党の元リーダーであった政治家ジョニーオーバック氏へのインタービューを元に構成されている。60年代から社会民主主義のもと、低所得層や労働者住宅などの建設事業を手がけてきた氏が、一転、最近では2006年に建設されたアテネ・オリンピックの会場を設計したことでも知られるスペインの建築家、サンティアゴ・カラトラバ氏設計の新しい高級高層住宅、ターニング・トルソの実現を推進することとなった。同市に現在もある労働運動記念図書館から、社会民主主義国家 スウェーデン誕生の記念祝賀会の映像も併せて、充実した社会保障制度で知られるこの国の制度とそれを支えたイデオロギーが崩壊する様をレポートしている。
関連リンク:
Mike Bode & Staffan Schmidt Spatial Expectations
Mike Bode and Takuji Kogo 布谷ビル2001
布谷ビル 2003

   

 

 

 

 
THIS PROJECT IS ORGANIZED BY ARTONLINE.JP 古郷卓司 TAKUJI KOGO and 宮川敬一 KEIICHI MIYAGAWA
PRESENTED BY 広島市現代美術館 HIROSHIMA CITY MUSEUM OF CONTEMPORARY ART 
SUPPORTED BY NPO法人 アート・インスティチュート・北九州 ART INSTITUTE KITAKYUSHU
ARTONLINE.JP